京都らしい場所案内Blog コーエイのスタッフが京都の街をご案内します。

京都迎賓館

mizukami
-

こんにちわ!

事務の水上です。

 

 

すっかり春めいて参りました。

私は花粉症に苦しんでいますが、

春の京都は見どころいっぱいです!

 

 

さて、今日のテーマは

昨年の流行語の一つでもありました

「お・も・て・な・し」です。

 

 

ここ京都にも日本人ならではの

「おもてなし」の心を感じる施設があります。

 

 

「京都迎賓館」です。

 

 

京都迎賓館は海外からの国賓をお迎えし、

宿泊等の待遇を行う施設で

平成17年に建設されました。

 

 

元々国賓をお迎えする施設は

東京赤坂にある「迎賓館赤坂離宮」でした。

 

 

しかし、赤坂迎賓館は洋風建築の建物に

食事もフランス料理が振舞われるそうです。

 

 

京都に迎賓館が出来ることになった時、

せっかく日本に来て下さるのだから

日本らしい京都らしい

純和風のおもてなしが出来る施設にしようと造られたそうです。

 

 

建設には数寄屋大工、左官、畳職人、

蒔絵師、庭師ら人間国宝を含む

100人以上の職人が携わられたそうです。

 

 

例えば、畳には最上級のイグサを使って編まれた畳。

 

 

会食を楽しむ座卓は1本の木でできた12mの漆塗りの座卓。

 

 

天井板には長さ12mの吉野杉の一枚板。

 

 

 

畳は「中継表(なかつぎおもて)」という技法で

普通は端から端まで使うイグサを

良いところだけを継いで使ったもの。

 

 

座卓も経験豊富な京都の漆塗り職人が

これまで製作したことがない程長いものの為、

とても手間をかけて出来たものだとか。

 

 

天井板も節のない真っすぐな杉を

職人自ら吉野まで何度も足を運んで

大変な苦労をして見つけて来られたそうです。

 

 

他にも食事は京都の日本料理店が

毎回持ちまわりで担当して準備をするそうです。

 

 

飾られる絵画は京都市中の美術館から

その都度相応しいものを用意します。

 

 

生けられるお花は京都に数ある流派が持ち回りで担当します。

 

 

その他にも紹介しきれない程、

京都の一流どころが総力を結集して

お客様をもてなしています。

 

 

私は恥ずかしながら京都に住んでいながら

このような素晴らしい施設があることを

知りませんでした(*_*;

 

 

年に1回、抽選で一般参観も行われているので

是非一度は

京都の「おもてなし」の真髄に触れてみて下さい。

 

 

では(^.^)/

 

 


2014年3月10日 | カテゴリー:見る  |  スタッフ紹介へ

« 前の記事 記事一覧に戻る 次の記事 »
このブログについて

コーエイのスタッフ達が観光スポットにはのっていない穴場や有名スポットの情報などを紹介してくれます

カテゴリ
アーカイブ