こんにちは☆
コーエイの歴女こと事務の水上です(*ΦωΦ)丿
さて突然ですが
皆さん大仏と言えば
どこの大仏を思い浮かべますか?
やっぱり奈良!
若しくは鎌倉ではないでしょうか(^^)
実は京都にもかつて
あの奈良や鎌倉の大仏と並び
日本三大大仏と言われた
大仏があったことをご存知でしょうか。
本日ご紹介しますのは京都の大仏についてです。
もともとは天正14(1586)年に
豊臣秀吉が奈良の東大寺に倣って
大仏を建立を計画し、
文禄4(1595)年にほぼ完成しました。
現在の三十三間堂の北、
京都国立博物館の隣の方向寺境内に位置し、
その大きさは約19mと
奈良の大仏(約15m)を凌ぐ壮大さでした。
しかし、なんとその翌年に起こった大地震により
大仏は倒壊してしまったのです。
その後、秀吉の子秀頼が遺志を継ぎ、
大仏の再建を行いましたが
数年後に出火し炎上。
更に2度目の再建後には雷により焼失。
規模を縮小した3度目・4代目の大仏は
昭和48年まで残っていましたが、
こちらも火災により焼失してしまっています。
なんとも不運な大仏ですね。
現在はかつて大仏がそこにあったことの名残として、
大和大路七条の道沿いに
大仏殿の巨大な石組が見られることと
周辺の地名にわずかに
大仏の名前を残すのみとなっています。
明確に残っている建造物ではありませんが
歴史の深さを感じられる
ディープな観光スポットだと思います。
お近くにお越しの際には
是非京都の大仏のことを思い出して下さい☆
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