こんにちは
営業の上田です。
私は京都に住んで早12年になりますが、
ここを読んでいるとまだまだ知らないことや、
知らない場所が多いな~(´ヘ`;)ウーム...
と思う今日この頃。
このブログがきっかけで調べてみて、
知ることが結構あります。
その一つが今回ご紹介する
「不動堂明王院」です。
ご存知の方いらっしゃるでしょうか?
場所は、京都市下京区
油小路塩小路下る南不動堂町7、
細い路地を少し入ったところにあます。
「不動堂明王院」は、弘法大師空海が823年、
「東寺」の鬼門(北東)にあたるこの地に、
霊石に不動尊を刻んで井戸深くに安置し
東寺守護を祈ったことから由来します。
後の899年に宇多天皇が
離宮・亭子院をこの地域に造り、
空海が埋めた不動尊を封印し、
霊石不動尊と名付け特別に祀ったと言われています。
空海の三体不動尊の一つで、
現在も地中深くに封印されているといわれています。
そんな「不動堂明王院」ですが、
私がなぜここが気になってしまったかというと
お堂に『新選組まぼろしの屯所』と書かれた
提灯が吊られていたからなのです。
まぼろしの屯所!気になります!(☆∀☆)
ということで調べてみました。
当時この一帯は不動堂村という村で、
たしかに新選組の屯所があった場所でした。
新選組の屯所は、
壬生→西本願寺→不動堂村と移転していきます。
どうしても新選組を立ち退かせたい西本願寺側が、
移転の全費用を負担したといわれています。
その広さ一万平方メートルだったとか・・・
ほぼ甲子園球場と同じです(゜д゜)!
しかし、その不動堂村屯所も
約6ヶ月しか使用されなかった為、
まぼろしの屯所と呼ばれているのです。
ということでまぼろしの屯所はわかったのですが、
なぜ寺院に提灯でPRされているのかは
謎のままです・・・。
皆様も京都にお越しのさいは
駅から近いので立ち寄ってみてはいかがでしょう?
はい、というわけで今回もそろそろお時間となりました。
次回もディープな京都、ご紹介できればとおもいます。
|Д´)ノ 》では、また~
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