食欲がとまらない事務の岩崎です♪
今回は京都市上京区
夫婦円満に御利益のある
千本釈迦堂(大報恩寺)をご紹介します!
国宝である本堂は鎌倉時代(1227年)に創建され、
応仁の乱など度重なる災害にも、焼ける事なく残り
京都市内では最古の木造建築物となっています。
重要文化財も多数展示されており、
吉田兼好の徒然草にも描かれる歴史ある神社です。
誰もが知っている"おかめ"に関係が深く
境内には微笑ましいおかめ塚があるのですが、
ここで一つ物語をご紹介しましょう♪
『おかめ物語』
時は鎌倉時代...
千本釈迦堂の本堂を作った大工の棟梁が、
大事な柱の寸法を間違い短く切ってしまいました。
しかしその事を知った
妻の「おかめ」(阿亀)のアドバイスにより、
無事に本堂建築の大任を果たす事ができました。
ところが、おかめは女のアドバイスで
棟梁が仕事を成し遂げた事を知られてはいけないと、
本堂の上棟式を待たずに自害してしまったのです。
棟梁は上棟の日、妻おかめの冥福とお堂の無事を祈って
おかめの面を御幣につけて飾った、と言われています。
この話を伝え聞いた人々が、おかめの菩提を弔う為に
境内におかめ塚を建てました。
この言い伝えから大工の信仰を集め、
今日でも上棟式にはお多福の面を着けた
御幣が飾られるようになったそうです。
2月のおかめ節分の他、
よくテレビで見かける有名な行事があります。
それは12月7、8日に行われる『大根焚き』です!
大根には梵字が描かれており、
食べると厄除け・中風封じの御利益があるそうです。
大鍋で焚き上げられた大根、食べてみたいです(-"-)
冷えきった体も温まりそうですね♪
« 前の記事 | 記事一覧に戻る | 次の記事 » |