最近は夏の方が食欲旺盛です。
事務の水上です。
今日紹介しますのは、
押小路通りを挟んで
二条城の南側に位置する
『神泉苑』です。
神泉苑の正面は御池通りに面しているのですが、
それが御池通りの名前の由来になった
との説もあるようです。
境内はこじんまりとしていますが、
緑が多く、中央に大きな池があり、
家には朱塗りの橋がかかっていて
とても雰囲気があります。
元々は現在の16倍もの面積を持つ
広い庭園があり、
平安時代には貴族たちが船を浮かべ
歌や花を楽しんだそうです。
また、境内の小さな社では
善女竜王をという
雨と水の神様を祀っておられ
古くは雨乞いの儀式が行われる地でもあったそうです。
かの有名な源義経が
雨乞いの舞を舞う静御前と出会ったのも
この神泉苑だそうです。
今月、9月29日には観月会が開かれます。
興味のある方は是非、
歴史のあるお庭で月を眺めて平安の時を
偲んでみてはいかがでしょうか?
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