季節も移り変わり、京都も涼しくなってきました。
皆様くれぐれも体調には気を付けて下さいね!
こんにちは、営業部の村岸です。
今回ご紹介させて頂くのは、
清水寺の正面にある仁王門(重要文化財)です。
清水坂を上りまず最初に目にするのが
立派な仁王門です。通称、赤門とも呼ばれます。
応仁の乱後の15世紀に再建された檜皮葺き、
入母屋造りと呼ばれる室町様式の楼門で、
長い歴史を経てもなお丹塗りの鮮やかさを残しています。
その高さは14mもあり、
両脇間には京都でも最大級の仁王像が安置されています。
門下の狛犬は双方が口を開いた阿形(あぎょう)で珍しく、
境内鎮守社の地主神社のためのものだそうです。
清水寺は土地の特性上斜面を
上手に利用している建物が多いなか、
代表的な建物こそこの仁王門です。
仁王門をくぐったら、あとはさっさと
清水の舞台に行くだけではもったいない(^-^)
少し登った所にある西門の横から仁王門を、
今度は見下ろす様な感じで眺めてみよう!
京都の街並みを背景にした見事な仁王門が見られます。
これこそが清水坂の特性を活かした
他には無い絶景ポイントです。
正面から見上げても良し。
上から見ても良し。
清水寺で一番上手く斜面を利用しているのは
この仁王門だと思います。
地元の方に教えてもらったのですが!
この仁王門の右側にある柱をよ~く見て探して下さい。
前面と背面それぞれ少し窪んだ木口があります。
そこに一人が耳をつけて、反対側をもう一人が叩くと、
「カンカン」と澄んだ音が聞こえてくるのです。
では皆様、清水坂を上って一休みする際は
一度後ろを振り返って下さい!
そこには隠れたベストビューあるかも知れません(^^)v
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