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岸駒の「虎の図」石灯篭

muragishi
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こんにちは、営業の村岸です。

 

 

 

今回ご紹介させて頂くのは

清水寺の『岸駒の「虎の図」石灯篭』です。

 

 

 

西門下広場南側にある石灯篭で、

有名画家、岸駒の「虎」の図が彫られています。

 

 

 

岸駒(がんく)とは、江戸時代後期の画家で、

京都画壇の重鎮として活躍し、

その一門は岸派と呼ばれました。

 

 

 

虎の絵の名人と謳われていた岸駒は( ..)φメモメモ

寛政10年(1798年)中国の商人に

「富嶽図」を贈った礼として虎の頭蓋骨を手に入れ、

それに知人から借りた虎の頭の皮を被し、

その姿を様々な角度から精密に写生しました。

さらに各部分の寸法を計測し、

牙と歯の本数や形状まで記述したそうです φ(..)メモメモ

 

 

 

また、少し後に虎の四肢も入手し、

やはり詳細な観察記録が残こされています。

当時は解剖学の発展期で、人体を描くにあたり、

骨の構造を把握することの重要性が説かれていました。

従来は猫を手本とした作風とは打って変わった

迫真の虎図誕生の裏には、

岸駒のこうした努力があったのですね(・_・;)

 

 

 

噂で聞いたのですが(・。・;

石灯篭に彫られた虎が毎夜、

灯籠から抜け出し池の水を飲みに行ったと伝説され、

「水飲みの虎」としても賞讃されてきました。

また、「八方睨みの虎」とも言われており

どこから見ても、どの角度から見ても、隠れて見ても(・_・;)

目が合います!!  睨まれています(T_T)

 

 

それぐらい迫力のある虎の図です!!!

 

 

これからも清水の不思議あるある!

魅力を伝えていきたいと思っています!!!

 

 

清水の舞台から見る夜桜!

そしてライトアップ!! 

最高です!!!

 

 

そうだ!清水へ行こう(^O^)/

 

 

 

 

 


 


2011年3月14日 | カテゴリー:見る  |  スタッフ紹介へ

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