京都らしい場所案内Blog コーエイのスタッフが京都の街をご案内します。

船岡山

hashimoto
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少し暖かくなってきました、今日この頃。

いかがお過ごしでしょうか?

商品管理部の橋本です。

 

 

 

今回は『船岡山』をご紹介したいと思います。

 

 

船岡山は標高111.89メートルの小さな山です。

今から約1200年前、京都に都が定められる時に

船岡山が北の拠点となり山の真南に

大極殿と朱雀大路が造られました。

これは陰陽五行思想・風水思想に基づいて

船岡山が玄武の小山であるとされた為です。

 

 

 

平安京は中国から伝わった

陰陽五行思想・風水思想に

基づいて都が造られました。

玄武とは天の四方の方角を司る「四神」で

北を守護する神様です。

玄とは黒を意味し、五行説では

北方の色とされています。

なお、冬のことを「玄冬」とも言います。

 

 

 

平安京以外に陰陽五行思想・風水思想に

基づいて造られた都市は

江戸と韓国のソウルがあります。

 

 

 

応仁の乱では西軍の陣地になり、

その後船岡山周辺は「西陣」と呼ばれています。

船岡山の南東部分には

織田信長公を祀った建勲神社があります。

織田信長が本能寺の変で没すると

豊臣秀吉は時の正親町天皇の勅許を得て、

主君織田信長公の御魂を船岡山に祀ろうとしました。

以来船岡山は織田信長公の大切な地として伝えられ、

明治2年に明治天皇がここに建勲神社を創建されました。

 

 

 

現在、船岡山は山全体が国の史跡に指定されています。

山頂には市内を一望できる所があり、

五山の送り火(8月16日)の4つが見えるスポットとしても有名です。

行った日は寒さも少しやわらいでいたので

風が気持ちよかったです。(´▽`) ホッ

 

 

 

お越しの際は風が心地よい日をオススメします。では!!


2011年2月21日 | カテゴリー:見る  |  スタッフ紹介へ

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