京都らしい場所案内Blog コーエイのスタッフが京都の街をご案内します。

龍安寺

ueda
-

こんにちは。

 

 

 

早いもので今年も、もう1ヶ月が過ぎました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

今回、私がご紹介する

1度は行ってみたい京都癒しスポットは

京都市右京区にあります

『大雲山 龍安寺(りょうあんじ)』です。

 

 

 

では少し龍安寺の説明から、

龍安寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、

方丈(禅宗寺院における住職の居室)の

前庭は枯山水の石庭で有名です。

創建は室町時代(1450年)、

徳大寺家(公家)の別荘を細川勝元が譲り受け

禅寺に改めたのが始まりだといわれています。

 

1994年には世界文化遺産に登録されました。

 

入口の山門を抜けると左手に鏡容池があり、

池を一周する感じで境内を見て回れます。

池には鳥が泳いでいたり、

水辺のゆっくりとした時間の流れを感じることができ、

ほっと心を和ませてくれます。

丁度お寺の中奥に方丈があり、

枯山水で有名な石庭を観ることができます。

 

 

 

枯山水とは水のない庭のことで、

池や遣水などの水を用いずに

石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式です。

幅、22メートル、奥行、10メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め、

帚目を付け、15個の石を無造作に5か所、

点在させたシンプルな庭です。

方丈の縁側から石庭を一望できるようになっており、

縁側に腰を下ろしてゆっくり庭を観賞できます。

そこだけ時間が止まってしまったかのようで、

日常のめまぐるしさなど忘れさせてくれる空間です。

華やかではありませんが、

神秘的で日本古来のわび・さび文化が

心ゆくまで堪能できます。

また、普通に見ていると分かりにくいのですが、

西側の塀は奥にいくにつれ低くなっており

庭を広くみせるように遠近法が使われていたり、
15個の石は、庭をどちらから眺めても、

必ず1個は他の石に隠れて見えないようになっていたりと、

観る側を楽しませてくれる不思議が用意されています。

 

 

 

その他にも、石庭の裏にある

『知足の蹲踞』や、境内の綺麗なコケなど、
まだまだご紹介したい所はいっぱいありますが、

 

 

 

ちょうどお時間となりました。

ゆっくりとした時間が流れる龍安寺、

日頃忙しくされてる方に是非お勧めです。

一度行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

お相手は営業の上田でした。

それでは、また。


2011年2月 7日 | カテゴリー:見る  |  スタッフ紹介へ

« 前の記事 記事一覧に戻る 次の記事 »
このブログについて

コーエイのスタッフ達が観光スポットにはのっていない穴場や有名スポットの情報などを紹介してくれます

カテゴリ
アーカイブ