こんにちは
営業の上田です。
今日、ご紹介するのは
京都でも知る人ぞ知るスポットです。
五条鍛冶屋町にあります、
『鉄輪(かなわ)の井戸』です。
ここは京都でいくつかある縁切りスポットの一つで、
この井戸の水を縁を切りたい相手に飲ますと
後くされなく縁が切れるといわれています。
平安時代、下京区に住む女が愛人のできた夫を呪い、
頭に逆さにした鉄輪をかぶり、
その足にはろうそくを灯した姿で
貴船神社で丑刻詣をして呪った。
呪われた男は毎晩の悪夢に苦しんだので、
安倍晴明に祈祷をしてもらう。
祈祷により跳ね返った呪いによって
女は井戸のほとりで息絶えたという。
女を不憫に思った町人たちが、
井戸の側に鉄輪を埋めて
供養したのが名前の由来といわれている。
能の演目「鉄輪」の舞台としても有名です。
現代では、井戸はとうに枯れてしまっているので、
ペットボトルに水をいれて「鉄輪の井戸」に供える。
それを持ち帰り縁を切りたい相手に飲ませると
縁が切れるといわれています。
場所が、住宅地の細い路地を入った所に
ひっそりと建っているので、
わかりにくい所にありますが
ご興味があれば
是非一度行ってみてはいかがでしょう。
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