お久しぶりです。
営業の田井です。
京都の冬は本当に寒いです。
皆さん風邪など引いていませんか?
ところで、
みなさんにお聞きします。
油小路事件。
ご存知ですか??
知っている「あなた」は、
相当な歴史好きですね♪
知らない人にご説明させて頂きます。
油小路事件というのは
伊東甲子太郎という美男の誉れ高い御陵衛子が
新選組に木津屋橋近くで謀殺された事件です。
伊東甲子太郎はその際、
新撰組に首を槍で刺しぬかれながらも応戦して、
一名を斬捨てると油小路通りへ逃げて、
北に数メートル行った「本光寺」の近くで、
力尽きたそうです。
今回、僕が訪れた場所がこの
本光寺。
慶応3(1867)年11月18日。
近藤勇の妾宅での酒宴からの帰り道
待ち伏せしていた新選組隊士らに
伊東甲子太郎が闇討ちにされた場所です。
伊東は槍で肩から喉を刺され
深手を負いながらも敵を一人斬り伏せて
油小路通りに逃げ、本光寺にて絶命したそうな。
なんて、壮絶な最後なのでしょう。
新選組が殺害した伊東甲子太郎の亡骸は
御陵衛士(高台寺党)をおびきよすため
七条油小路に放置されます。
翌日、遺体を引き取に来た衛士達は
待ち伏せをしていた新選組と
壮絶な斬り合いになります。
衛士7名の内、
新選組結盟以来の生え抜き隊士で
元八番隊組長を務めた、
藤堂平助を含む3名が討たれる結果となります。
僕が訪れた時も、ちょうど夜でした。
辺りは真っ暗で、人通りも少なく、
物陰から今にも新選組が、
飛び出てきそうな、ただならぬ雰囲気でした。
夜行く機会は少ない場所かもしれませんが、
是非とも京都に来たなら訪れてほしい場所です。
そんな本光寺は京都駅からほど近く、
七条油小路を上がった所にあります。
ぜひぜひ、京都観光の際にはお立ち寄りください!
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