いよいよ12月も近くなり
今年も残すところ一ヶ月を少しとなりました。
こんにちは、製造部の伊賀です。
今回ご紹介するのは伏見区の中央部にある、
「金札宮」をご紹介したいと思います。
ここ金札宮は、伏見で最も古い神社のひとつで祭祀を司る
霊験あらたかな天太玉命(白菊翁・白菊大明神)を祀り
また観阿弥の謡曲「金札」や、
ご神木で京都市指定天然記念物のクロガネモチの
木でも知られ開運と幸運を呼ぶ神社として
永く人々の尊崇を集めています。
石の鳥居をくぐってすぐ目につくのが、御神木として
祀られているクロガネモチの木です。
赤い小さな実をたくさん実らせていて
大変見ごたえのある光景でした。
金札宮のこの木は大変立派で樹高10.6m、胸高周囲2.19m
とクロガネモチの木としては大きなものだということです。
花は5月半ば頃に咲き、夏の終わりには青い実を結び、
秋の中頃から黄色くなり、
晩秋には例の真っ赤な色となるのです。
そしてその実が落ちるのは早春、
と実を付けている期間は以外と長いです。
今回植物の話題になりましたが、
皆さんも京都の町を散策する際は
自然に目を向けて歩くと新たな発見があるかもしれませんよ。
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