京都らしい場所案内Blog コーエイのスタッフが京都の街をご案内します。

閑臥庵

tai
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どうも、営業の田井です。

 

 

今回紹介する京都隠れ家スポットは

僕の住んでいる家の近所にある禅寺

『閑臥庵』(かんがあん)です。

 

 

「閑臥庵」は山号を瑞芝山という黄檗宗の禅寺です。

 

 

もとは、梶井常修院の宮の院邸であったが、

江戸時代前期に後水尾法皇が、

夢枕に立った父・後陽成天皇の言葉に従って、

王城鎮護のために貴船の奥の院より

鎮宅霊符神をこの地に歓請し、

初代隠元禅師から六代目の

黄檗山萬福寺管長千呆禅師が

開創となって寺としたのが当寺の起こりです。

 

 

と、ここまでがお寺の紹介なのですが、

実はこの禅寺さん、

BARが隣接されているのです。

 

 

お店を切り盛りしておられるのがお寺のお坊さんで、

それもまた不思議な印象なのです。

 

 

薄暗く、雰囲気ある店内は重厚な一枚板のカウンターで

カウンター越しに見えるのは枯山水の庭園。

 

 

あと、ここは普茶料理が有名で、

閑臥庵の京普茶料理は精進料理で、

油を巧みに使うのが特徴で、

薬膳料理と相通じるものがあり、

材料からしても非常に健康的で

これを食し続けていた黄檗の高僧は、

おしなべて長生きだったといわれています。

 

 

夜のお寺が楽しめる数少ない場所ですので、

みなさんもぜひ一度、京都にお立ち寄りの際は、

閑臥庵を除いてみて下さいね!

 

 


2012年10月 9日 | カテゴリー:見る  |  スタッフ紹介へ

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